リフォーム物語

バリアフリーのリフォーム事例

第19回全国リモデルスタイル作品コンテスト「安らいでくらす」部門 最優秀賞賞

奥様のやさしさあふれる介護リフォーム
観音寺市 岡田様邸(仮名)
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リフォーム後

奥様のきさくで元気な姿にパワーを沢山分けていただきました。
ご主人がこれからの人生を楽しみながら、今まで同様少しずつ自分で生活できるように、また、奥様が一人で主に介護されるにあたり、生活しやすい環境づくりをテーマに取り組みました。
現在、順調にリハビリに励まれているご主人。
広い寝室で歩行器を使っての練習や車椅子での散歩など、お伺いするといつも明るく迎えてくださいます。

担当:小西多香子


観音寺市 岡田様邸(仮名)
家族構成 ご夫婦
工事範囲 木造1階建て/母家と離れを繋ぐ増築
工事期間 約3ヶ月

リフォーム前

主人が交通事故で車椅子の生活になってしまって、今の家では主人のいるところがないんよ。
母家の台所以外は座敷ばっかりで、広縁の4畳間でええって主人がいうんやけど、そうはいかんやろ。
夏や暑いときはシャワーで体流してあげたいけど、お風呂は離れにあって、なかなか大変なん。

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こんなになったらいいな

母家と離れをつなぐ廊下を作ったらどうかと思うんやけど。
廊下を少し広くして主人の寝室を兼ねたら、玄関も別にとって自由に出入りできるようにしたらええやろ。
日当たりもいいしここしかないと思わん?
とにかく、まだ60代の主人がリハビリして良くなって、車椅子でも屋外に出やすいように、家の中を自分で移動できるようにしてあげたいな。

コニーのご提案

母屋とはなれをつなぐ

母家と離れの間に、いつも洗濯物を干していた日当たりのいいお庭。
そこに、ご主人の寝室と玄関を造り、ご主人が外出から帰ってきたらすぐ寝室に行けるようにしました。
母家と離れの床の高さが違っていたので、緩やかなスロープで繋ぎます。

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外から室内まで段差が全くありません。

 

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母屋へ続く廊下を緩やかなスロープに。
大きな窓で気持ちよい風が入ってきます。


車椅子生活を快適にする寝室

寝室には、将来自分でもトイレに行けるよう、便器を置きました。
但しまだまだ介助が必要。
介助もしやすいようにあえて間仕切はつけず、簡単に移動できるついたてを利用することに。

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寝室内にトイレと洗面台を配置。
介護が楽に。


内装材にこだわる

エアコンの嫌いなご主人。
でも体温調整が十分できないので、室内は快適な温度に保つ必要がありました。
そこでケイソウクロスをご提案。
臭いを吸収し、調湿効果もあるので、湿気の多い時期も快適に過ごすことができます。
床材も、車椅子などの重歩行に強いフロアを採用。
室内全体も明るく清潔感のある色調でまとめました。
カーテンはご主人の好きなブルーで、リラックス効果抜群!


大胆なスロープ

一番のポイントが屋外道路から玄関までの大きな段差。
約50cmの段差をどう解消するか、悩みました。
昇降機の設置・簡易スロープ…、どれも奥様の一番の希望(気軽に簡単に外出したい)を満たすことができません。
そこで、大胆にスロープを作ることに。
どんな風にできあがるのか、勾配はきつくないか、図面上でも現地でも何度も確認しました。

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緩やかでカーブしたスロープ。
車椅子でもゆっくりお庭が楽しめます。

リフォーム後

どのようになるか想像がつかず、玄関までのスロープも主人の気に入っていた飛び石をのけることに抵抗がありましたが、思い切ってスロープにしていただいて良かったです。
外出が気軽に行え、公園の中を散歩しているみたいで気持ちいいんです。
工事に来てくださった職人さんも気さくな方ばかりで、楽しい工事期間でした。
私たちの生活に合わせて、いろいろ考えてくださってありがとうございます。
そして、コンテスト受賞おめでとうございます。


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