一日密着取材

リフォームコニーの顔でもある、マネージャーの小西多香子さん。
リフォームの仕事って実際どんなことをしているのでしょう?
彼女の会社での、とある一日を、当サイト編集記者が密着取材しました。

一日密着取材 「見た目だけでなく使用感で心地よさを感じる提案を」リフォームコニーマネージャー小西多香子

9:00出社

外回りの準備

毎日お子さんを幼稚園に送ってから出社する小西さん。
出社すると、まず事務所内の掃除を行い、今日の外回りの準備をします。

 

10:00リフォーム工事中の現場へ

壁材を検討

現在工事が進んでいる現場へ、現状の確認に行きます。
この日は玄関の壁材も選びました。
施主様の希望を聞きながら、全体とのバランスや光の当たり具合などを職人さんと相談し、慎重に選びます。
そして、作業の進行状況に遅れがないか、指示通りに作業が進んでいるか、今後の作業日程などを確認します。

 

10:45社長報告

社長に報告

事務所に戻って、社長に先ほどの現場の状況を報告します。

 

11:00事務作業

電話応対中

部材の発注や書類の作成、伝票整理などの事務作業を行います。

すると、お客様からお電話が。
ねずみの駆除と介護保険を使ったリフォームの相談のようです。
小西さんはじっくり話を聞いてアドバイスしていきます。
結局30分間お話をし、翌日お客様宅へお伺いすることになりました。

 

12:00取り扱い商品の打ち合わせ

瓦雑貨の委託販売

コニーのリフォームを数多く手がける瓦職人の好川さんから、新商品(瓦で作ったインテリア商品&小物)の説明を受けます。
瓦を屋根にだけ使うのではなく、インテリアとして活用していただこうと、コニー事務所で委託販売を行っています。

 

12:30昼食

昼食

事務所内で手早くお弁当を食べる多香子さん。
スタッフのみなさんと談笑し、ホッとできるひとときです。
いつでも電話に出られるよう、ほとんど外食はしないそうです。

 

12:45スタッフミーティング

スタッフミーティング

昼食を早々に済ませ、スタッフ全員が揃っているタイミングでミーティングを行います。
この日は金曜日だったため、翌週のスタッフ全員のスケジュール、各工事現場に配置している職人さんのスケジュールを確認。
進捗が遅れている工事の対策も練ります。

 

13:00お客様のお宅へ

不具合を確認

15年前に購入したシステムキッチンのオーブンの調子が悪いと相談を受けた小西さん。
早速お宅へ向かい、現物確認、メーカーへの問い合わせをします。

大きなリフォーム工事ばかりではないんですね。
今あるものを活用しつつ心地よい生活を提案していく、小西さんの姿勢が伺えます。

 

14:00お客様のお宅へ(手すりの取付工事)

手すり取付工事

大工さんと共に、OB様(以前コニーでリフォームしてくださった方)のお宅へ向かいます。
今日は、安全のために玄関に手すりを付けて欲しいとのこと。
お客様の一番楽な位置に手すりが来るように、入念に高さを確認してから、大工さんが取り付けます。

小西さんは、作業が終わるまで側を離れません。

 

14:45商品メーカーによる実演&試食会

実演&試食会

電磁調理器の営業の方が来て、小西さんたちスタッフに実演、試食会を行いました。
スタッフが良い商品だと判断すれば、コニーで取り扱うようにするそうです。

「自分が良いと思う商品でないとお客様に紹介できない」と、小西さんは主婦の目線で厳しくチェックしていました。

 

15:30工事後のアフターフォロー

アフターフォローに向かう

工事が完了して一週間経つお客様のところに伺います。
どのような様子で新しい暮らしをしているか、不自由はしていないか聞くためです。

「電話でも良いんだけど、ちゃんとお顔を見て確認したいから」と小西さん。

 

17:00工事中の現場へ(片づけ作業)

工事中の現場を回って、作業の進み具合を確認します。
そして、施主様の迷惑にならないよう、周辺の後片づけをし、施主様に進捗を説明します。

18:00リフォーム物件の設計&デザイン

リフォームプラン作成

18時直前に、幼稚園にお子さんを迎えに行きます。
その後お子さんはおばあちゃんにみてもらうこともありますが、事務所で折り紙をしたりして、最近は一人で遊んでくれるそうです。 (お腹が空くまで、のようですが・・・)

ショールームが閉まる18時以降、リフォームプランの作成に集中する小西さん。
丸一日机に向かってプランを練っているのかと思っていましたが、日中は今日のように現場に出ていることが多いとか。
良いリフォームプランを出すために、集中できる夜中に一人仕事することもあるそうです。

 

19:00退社

いつも19時~20時ごろまで働いている小西さん。
自宅に戻れば、主婦&母としての仕事が待っています。
お疲れさまでした!


取材を終えて・・・

リフォームデザイナーの七つ道具

一日密着取材で見つけた、小西さんの大切な小道具を紹介します。

リフォームデザイナーの七つ道具

記者の感想

移動中の車内で、小西さんにリフォームの話をたくさん聞かせていただきました。
その中で一番印象に残ったのは、次のような言葉でした。

「大きい会社になると、営業、設計、工事、アフターサービスそれぞれの担当者がいて、引き継いでいく形になるけど、リフォームの世界って分業は向かないと思う。
新築はある一定基準で作れば良いけど、リフォームはすでにそこに住んでいる人にとって使い勝手の良いようにその場で臨機応変に対応できなければならない。
棚の高さひとつ取っても何㎝っていう決まりはないんです。
営業者が施主さまのリフォームに掛ける思いっていうか切実な気持ちを一生懸命聞いて、設計者に一生懸命説明しても、やっぱり言葉では伝えきれない部分っていうのがあるから、ちょっとした思い違いとかニュアンスの違いで施主様の希望から外れてしまったりする。
だから、私は、最初から最後の引き渡しのときまで、さらにその後のアフターフォローまで、責任持って見ていたいんです。」

こういう小西さんだからこそ、二度、三度と依頼してくるお客様が多いのですね。
改めて納得した一日でした。