ショールームでひとめぼれ!あこがれのキッチンを手に入れた
場所 | 観音寺市大野原町 高木様邸(仮名) | |
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家族構成 | 50代ご夫婦、20代息子 | |
工事範囲 | キッチン・トイレ・浴室 | |
工事期間 | 約1ヶ月(キッチン2週間) |
工事中いろんなお話をさせていただきました。
住まいのこと、病気のこと、かつてのお仕事のこと、ご家族やお孫さんのこと。
私もすっかり家族の一員のような気持ちでお伺いさせていただきました。
早く完治されることをお祈りします。
担当:小西 多香子
ご依頼内容
奥様は、数年前から体調を崩し、キッチンの片づけをする余裕がありませんでした。
築25年のL型の機能的なキッチンでしたが、中央のカウンターの上は山積みされたものがいっぱい。
天袋も手が届かず開かずのまま。
古いものを残した上に新しいものを積み重ねてしまい雑然としていました。
ダイニングスペースにはみ出した冷凍庫や食器棚を壁面に置き対面キッチンに、向きを変えたいとのご希望でした。
コニーのご提案
ひとめぼれのキッチン
並列、コの字、アイランドと6畳の中でどう収めようかとプランしている中、ショールームに見に行ったとき、まさにこのキッチン!!と言うものに出会ってしまったのです。
新しい、A型のキッチン!!
コの字・L型って言うのはわかりますよね。A型??
そう、L型のコーナー部分が斜めになっているのです。
昔の単体キッチンを並べたときにコーナーにくる調理台の形です。
このわずかな斜めの部分で作業効率が大きく変わる、これぞ驚き!!のキッチンです。
コニー通信でもご紹介しました。
このタイプで、背面収納までをセットしたショールームの展示キッチンと、T様の家に置くキッチンのサイズがぴったりだったのです。
だから図面でイメージするよりもグッと実際の部屋の感じが掴めたのですね。
『このセットそのままお願い!!』ってすぐに決まりました。
ただ、そう簡単にいかないのがリフォーム。
窓の位置、フードの位置、既設の床下収納庫との取合せ、空いたスペースの活用など、私への課題は盛りだくさんでした。
2×4構造の家
壁パネルの2×4工法で建てられていた家。
そこで天袋や収納家具の固定下地のために、壁にコンパネを貼り補強しましたが、耐火構造のためビス止めに苦労しました。
また、家はやっぱりまっすぐじゃない。
壁も転び、床もわずか2.5mの間で2cmも下がっていたのです。
そのため、レベルを出し、キッチンも水平に設置できるように調整しました。
目ではわからない壁や床の狂い。
その中に直角の箱をしかもコの字でぴったりと合わせるのは大変なこと。逃げ道がありません。
出来上がると目には見えませんが、この数センチ数ミリのために職人さんの知恵と技術が隠されているのです。
リフォームって難しい。
でも、この問題をクリアするところがかっこいい。
リフォーム後
奥様からこのような言葉をいただきました!
今まで黒っぽい色のキッチンで気分も沈みがちだったのに、ピンクの明るいキッチンになって晴れ晴れとします。
リビングから見た腰壁に貼ったクロスもグリーンで癒されます。
とっても明るくなったキッチンスペース、そしてリビングとの間のゆとりがとっても気持ちいいです。
私の細かい質問にきちんと答えてくれてありがとうございます。
ショールームのアドバイザーさんにも良くしてもらって一番にお礼をお伝えしました。
ありがとうございます。