自然と駆け出したくなるお庭ができました。
場所 | K保育園 様(観音寺市) | |
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工事範囲 | 外構 | |
工事期間 | 3週間 |
「イルカにお月さん、亀さんもいるよ」 、と楽しげに弾みながら園児がかけてきます。
思わずにっこりしてしまう、そんなリフォームです。
担当:小西直幹
ご依頼内容
木製のプランターも痛み、生え放題のつたがしげる通路。
人工芝を敷き詰めた通路や園庭も草が生えて老朽かも進んでいました。
昨年から芝生が見直され、多くの保育園や幼稚園が芝生に替えています。
子供たちがはだしでも安心して走りまわれる環境づくりを心がける園長先生の熱意に打たれました。
コニーのご提案
子供たちがはだしで走れる素材
雑草が生えにくく、子供たちがはだしで走っても、転んでも痛くない素材にしたい、という希望に、まさ土にセメントを混ぜて固まらせた「がんこまさ」をお勧めしました。
土なのでコンクリートのような硬さはありません。
適度に硬化しているため草がほとんど生えません。
ただがんこまさだけでは色気がないので、石でポイントを入れることにしました。
並べていくうちに、太陽になり、月になり、イルカや亀、蝶などになりました。
目地の色にもこだわり、色粉を混ぜて赤くしました。
ちゃんと見えるでしょ!
社長が全部デザインしました。
子供たちが使いやすい足洗い場
子供たちが遊び終わって足を洗う水道をつくりました。
蛇口は鳥の形をしています。
おまけに足元には、ミッキーマウスの形をしたビー玉が隠れています。
つまずかないように、段差をできるだけ低くしました。
子供たちの安全を考え段差を低く。
可愛いだけではありません。
広々とした芝生スペース
こちらは園長先生が直接業者の方に依頼されたのですが、夏に青々とした芝生で私も一緒に走ってみたいな。
リフォーム後
お迎えに行くと、子供たちはうれしそうにお母さんの顔をみて、そしてまっしぐらに園庭にかけていきます。
滑り台や鉄棒、はだしになって走りまわる子もいます。
長いときは30分以上も遊ぶので、お母さんたちは呆れ顔。
『早く帰るよ』 あの手この手で帰りをせかしますが、保育園にはいつまでも子供たちの笑い声が響いています。